展覧会「NENDO SEES KYOTO」
制作の裏側を紹介する動画が公開

デザインオフィス nendoが京都の伝統工芸の職人や工房とコラボレーションした展覧会「nendo×京都の匠展 NENDO SEES KYOTO」が、2022年1月から2月にかけて京都市内で行われた。

何百年以上も脈々と受け継がれてきた技術や場所に外からの新たな「視点」をもたらすことで、従来とは異なる表現や京都の魅力を引き出したい。そんな思いから開催された同展。

清水寺では、経堂と西門からインスピレーションを得たインスタレーションを実施し、二条城では、屏風や器、お香、提灯、さらには庭石のような家具などを展示。「異なる技術同士を融合する」「目に見えない価値を可視化する」「五感を通じて時の流れを体感させる」「ものづくりのプロセスに変化を加える」といった、nendoらしいものづくりを披露した。

▲「ishidansu」 Photographer:Hiroshi Iwasaki

▲「fuu-raijin」 Photographer:Hiroshi Iwasaki

▲「teppun」 Photographer:Akihiro Yoshida

そしてこのほど、同展の裏側を紹介する動画がnendoの公式YouTubeチャンネルにて公開された。

「ものづくりが刻んできた大きな流れに乗るのでも逆らうのでもなく、ちょっとしたきっかけを与えることによって、細い支流を枝分かれさせる。そのささやかな流れが、これまで伝統工芸との接点が少なく、関心の薄かった人々の目にとまることを目指した」と語るnendo。この動画を通じて、その思いを改めて体感してみよう。End

▲「yuikou」 Photographer:Akihiro Yoshida

▲「hyouri」 Photographer:Hiroshi Iwasaki

▲「junwan」 Photographer:Akihiro Yoshida

▲「sunafuki」 Photographer:Akihiro Yoshida

▲「koumyo」 Photographer:Akihiro Yoshida

▲「koumyo」清水寺会場 Photographer:Takumi Ota

▲「nissoudan」 Photographer:Takumi Ota

▲二条城会場 Photographer:Takumi Ota