デザインスタジオ we+が個展を開催
Research Project「Nature Study: MIST」

コンテンポラリーデザインスタジオ「we+(ウィープラス)」は、個展 we+ Research Project「Nature Study: MIST」を、2022年5月14日(土)から5月22日(日)まで東京・浅草nomena Galleryにて開催する。

伊ミラノデザインウィークをはじめ、米デザインマイアミなど、国際的なデザインイベントにおいて作品を発表してきたwe+。その特徴は、自然と共に生きてきた人間の野性的な感覚に訴える美しさや、これから先の人間のあり方など、さまざまな思考や想像を呼び起こさせる力にあるという。

その根底にあるのは、テーマに対する周辺環境を含めた歴史の掘り下げや、フィールドワークを通した徹底的なリサーチ、素材や現象の実験を重ねたアウトプットである。こうした一連の流れを体感させる作品や展示手法は、言葉や文化の国境を超えて見る人を共感させ、デザインの新たな可能性を示している。

同展は、we+が実施しているリサーチプロジェクト「Nature Study」の一環として、2021年に発表したパナソニック Aug Labとの共同研究「Waft」を起点とする。テーマである「霧」をさまざまな切り口から考察した膨大なリサーチ結果と、霧のふるまいをより鮮明に感じさせるインスタレーションを展示するそうだ。

▲プロジェクトメインメンバー:(左から)林登志也(Co-Founder)、安藤北斗(Co-Founder)、関口愛理(Design Lead)

会期中は、we+メンバーによるギャラリーツアーを実施するほか、「Waft」の研究に携わったパナソニック AugLabのオーナー・安藤健をはじめとする多彩なゲストを招き、トークイベントを開催する予定だ。End

we+ Research Project「Nature Study: MIST」

会期
2022年5月14日(土)~5月22日(日) 12:00~19:00
会場
nomena gallery
詳細
https://weplus.jp/

Talk Event

vol.1
2022年5月14日(土) 16:00~
「自然への共感から生まれる感性拡張」
ゲスト:安藤健(パナソニック ホールディングス Aug Labオーナー)
vol.2
2022年5月15日(日) 16:00~
「デザインにおけるリサーチを語る」
ゲスト:油木田大祐(IDEO Tokyo)、藤吉賢(Takram)
vol.3
2022年5月21日(土) 16:00~
「デザインが切り拓く海の可能性」
本多沙映(デザイナー・ジュエリーアーティスト)、田口康大(教育学者・3710Lab代表・東京大学特任講師)
vol.4
2022年5月22日(日) 17:00~
「Nature Study:自然から何を学ぶか?」
ゲスト:筧康明(東京大学大学院教授)、武井祥平(nomena)
会場
nomena Gallery
※各回1時間程度、定員20名、参加無料、下記サイトより申込が必要
詳細
https://nature-study-mist.peatix.com/