NEWS | インテリア
2022.04.20 15:15
ライティングエディターの谷田宏江が代表を務めるLIGHT & DISHESは、「光」と「食」を軸に多様な使用用途を持つ光の体験スペース「LIGHT & DISHES Lab.」を、東京・江東区福住に2022年4月8日(金)にオープンした。
この鉄工場跡をリノベーションした空間には、コンパクトでありながらプロユースのオープンキッチンと、4.5mの天井に最新の照明機器と照明制御システムが設置され、用途にあわせた光で空間を演出する。
空間設計は、バジック代表・滝澤雄樹が担当した。多様な用途をもつ空間に入るさまざまなモノやそこに滞在する人が美しく映えるように、黒やグレーといった落ち着いた配色をベースに、鉄や真鍮、無垢の天板など、光を受けることで繊細なテクスチャーが映し出される質感のある素材を用いた。
また、LIGHT & DISHESはオリジナル照明の開発と販売も手がける。シチズン電子とともに開発したLED「CITILED イノベーティブライトソース」は、上質な空間を作り出す高演色のLEDである。その中から、低色温度でありながら、Ra95という高い質の光で演出する「QUALITY SPICE」を採用した照明を空間に設置している。
料理家、建築家、デザイナーなどプロフェッショナルに向けて、照明の販売や光のシュミレーションスペースとして、また、不定期で外部シェフを招いたレストラン、デザイナーやメーカーの展示会などのギャラリースペースとして、さまざまに活用することができるとしている。