▲ツァイ・チャウエイ(蔡佳葳)、《子宮とダイヤモンド》、2021年
手吹きガラス、鏡、ダイヤモンド、300 × 600 cm
展示風景:「ツァイ・チャウエイ:子宮とダイヤモンド」リブ・フォーエバー財団(台中)2021 年
東京・六本木の森美術館では、展覧会「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」が2022年6月29日(水)から11月6日(日)まで開催される。
▲《ヘーゼルナッツの花粉》を展示するヴォルフガング・ライプ、
豊田市美術館(愛知)2003 年
Courtesy:ケンジタキギャラリー(名古屋、東京)
撮影:怡土鉄夫
※参考図版
2020年以降、新型コロナウイルスの影響により、私たちの生活や心境は大きく変化しつつある。こうした状況において、現代アートを含むさまざまな芸術表現は、かつてない切実さで私たちの心に響くのではないだろうか。
▲オノ・ヨーコ、《アース・ピース》、1963年春
オフセット・プリント
オノ・ヨーコ『Grapefruit』(Wunternaum Press、東京、1964 年)より
▲ギド・ファン・デア・ウェルヴェ、《第9番 世界と一緒に回らなかった日》、2007年
ハイビジョン・ビデオ・インスタレーション、8 分40 秒
Courtesy:Monitor, Rome; Grimm, Amsterdam; Luhring Augustine,New York
撮影:ベン・ゲラーツ
▲飯山由貴、《海の観音さまに会いにいく》、2014年
ビデオ、スライド
撮影:宮澤 響
※参考図版
そこで同展では、インスタレーション、彫刻、映像、写真、絵画など、国内外のアーティスト16名の作品を紹介し、パンデミック以降の新しい時代をいかに生きるのか、心身ともに健康である「ウェルビーイング」とは何かを、現代アートに込められた多様な視点を通して考える。
展覧会のタイトル「地球がまわる音を聴く」は、オノ・ヨーコのインストラクション・アートから引用したという。自然と人間、個人と社会、家族、繰り返される日常、精神世界、生と死など、生や実存に結びつく主題の作品を展示し、「よく生きる」ことへの考察を促すそうだ。
▲ロベール・クートラス、《僕の夜のコンポジション(リザーブカルト)》、1970年
油彩、ボール紙、約12 × 6 cm(各)
撮影:内田芳孝+岡野 圭、片村文人
▲金沢寿美、展示風景:「第6回新鋭作家展 影⇆光」
川口市立アートギャラリー・アトリア(埼玉)2017年
撮影:阿部萌夢
展覧会「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」
- 会期
- 2022年6月29日(水)~11月6日(日)
※会期中無休
- 会場
- 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
- 詳細
- www.mori.art.museum