NEWS | インテリア
2022.03.30 13:00
日本の美意識を体現する洗練されたライフスタイル製品を展開する新しいインテリアブランド「KOYORI」がローンチする。2022年6月に開催されるミラノデザインウィーク2022で正式にデビューする見通しだ。
KOYORIは、世界中のデザイナーとコラボレーションし、エレガントで質の高いインテリアを手がけるブランド。ブランドの第1弾コレクションとしては5点のチェアを展示する予定だ。
フランス・パリを拠点とするロナン&エルワン・ブルレックがデザインした「Kawara」は、クラシックでシンプルなラインが特徴の木製アームチェア。ソフトなカーブはチェアの美しさを際立たせるとともに、強度と安定性をもたらし、優れた座り心地を提供するという。
同じくブルレック兄弟による「Musubi」は、見た目に美しく、木製のパーツを精巧に組み合わせたアームチェア。各パーツは結ばれているように全体としてまとまっているが、バックレストやアームレスト、シートはいずれもそれだけで彫刻作品といえるような出来栄えでもある。
さらにブルレック兄弟は、高いバックレストがあるチェア「Shaku」もデザイン。ロナン・ブルレックは「とても温かみがあり、美しく、シンプルなチェアです。なにか歴史を物語るかのような、何世紀も前から存在していたようなチェアですが、より洗練された、その場になくてはならないものになっています」と語っている。
一方、デンマークとイタリアのデザインデュオ GamFratesiは、アームチェア「Miau」とチェア「Edaha」を手がけた。どちらもデンマークの伝統とデザインを再解釈した美しいチェアである。「Miau」はネコをモチーフにした人間に温かく優しいデザインで、「Edaha」はGamFratesiのインスピレーション源である自然をテーマにしている。