NEWS | インテリア / テクノロジー
2022.03.30 11:17
壁紙ブランド「WhO(フー)」は、メディアアーティストの落合陽一が率いるピクシーダストテクノロジーズ(PxDT)とコラボレーションした新しい壁紙をリリースした。
今回はPxDTが開発したAIによるデザイン生成技術「DeepWear™」を活用。WhOの既存品番である約1,000点をAIが学習し、そこから自動生成されたデザイン300柄の中から16柄を選定、カラーバリエーションを含めた計102点をラインナップする。
WhOは2021年6月にPxDTとのAI を活用した壁紙デザインプロジェクトをスタート。同年7月に第1弾となる新柄をリリースした。今回は、AIによるデザインの自動生成点数を100点から300点に増やしたことで、人の手に寄らないAI独特の描写はそのままに、個性的で幅広いテイストの柄を楽しむことができる。
また、今回はWhOオリジナルの壁紙のデータをもとに自動生成を行うことで、壁面に使いやすいリピート柄やシンプルな柄が多くできあがったという。「DeepWear™」での深層学習によるデザインは、壁紙のデータだけでなく、写真やアートなどさまざまな画像を用いることができるので、今後はさまざまな素材をもとにAI の偶発性が生み出す新たなデザインを模索するとしている。