Space Copenhagenがデザインを手がけた
Stellar Worksの新コレクション「Lunar」

ファニチャーブランドのStellar Worksから、デンマーク・コペンハーゲンを拠点とするデザインスタジオ Space Copenhagenがデザインを手がけたコレクション「Lunar」が登場した。

「Lunar」はいずれもナチュラルオークで仕上げたコレクションで、天然のオーク材がもつシンプルで素材を活かした美しさが特徴。チェアとテーブルは、なめらかなカーブとスリムな木製の脚、そして洗練されたディテールを備えている。時代を超越した、新鮮で心地よい美しさがあり、どんなインテリア空間にも馴染むという。

コレクションの名称は、中国神話に登場する月の宮殿に住む女神「嫦娥(Chang’e)」にインスピレーションを得たそうで、その名が表すとおり、コレクションは古代中国の哲学における2つの対立する力である男性的な「陽」と女性的な「陰」がイメージされている。

また、こうしたコレクションのロマンチックな物語は、同スタジオが「Poetic Modernism」と呼ぶデザインアプローチを反映したものでもある。古代中国の神話と現代の北欧のシンプルさを完璧に組み合わせることで、機能性とそぎ落とした見た目の美しさの絶妙なバランスをもつコレクションができあがった。

Space Copenhagenは、「コレクション『Lunar』において、現代の北欧のシンプルさが古代中国の伝説と出会いました。そして、西方に生まれ、『自然の冷たさ』を意味する月の宮殿『広寒宮』に住むと言われる月の女神・嫦娥からインスピレーションを得ています。コレクションは、新鮮で涼しく、心地よく時代を超越するものです。その名のとおり、陰と陽のエネルギーが注ぎこまれています」とコメントしている。End