大日本印刷（DNP）モビリティ事業部モビリティイノベーティブデザインチームは、「FUTURE-SPECT Lab. ―素材と思考のデザインスタディ―」を2022年4月6日（水）から7月6日（水）まで東京都新宿区のDNPプラザにて開催する。

「イノベーション」は、日本語では「革新」や「改革」とも訳されるが、同事業部にとってそれは「それまでと違った視点や考え方を見つけ、テクノロジーや社会動向と掛け合わせることで新たな価値を生み出すこと」だという。また、イノベーションの結果は、DNPがブランドステートメントとする「未来のあたりまえ」そのものなのだそうだ。

そこで、同事業部は、「（昔からの）あたりまえ」となっているモノ・コトに、現在や少し先の未来の価値観で問いを投げかけることで、「変化」や「ズレ」が現れてくることがあるとして、そこから見えてくる「未来のきざし」をイノベーションの源泉とし、それらを編纂して「FUTURE-SPECT」と命名。

「FUTURE（未来）」と「PERSPECTIVE（遠近法・視点）」、「SPECTRUM（範囲）」を合わせた造語で、デザインの実験室「FUTURE-SPECT Lab.」は、未来のきざしから導いた4つのテーマをめぐる展覧会を行うことになった。

▲Kitchen Made Plasstic/荒井悠希

▲Random Mapping/大曲景吾

今回は、「NEW VISUALIZATION」「EXPANSE OF NATURE」「NEGATIVE CAPABILITY」「COEXISTENCE」を軸にしたデザインスタディの成果を、「思考→スタディ→アウトプット」というプロセスとともに展示する。

▲そこにあるのか、ないのか？/ 土橋奈々

▲Where’s the boarder?/中本亮

▲White Cell/山村美葵