知財図鑑が卒論のオープン化を呼びかけ
「卒論OPEN AWARD2022」募集開始

知的財産のデータベース「知財図鑑」は、大学から実社会に仮説のバトンをつなぐためのきっかけを生むことを目指し、「世界の進化に貢献する可能性の高い研究」に取り組む学生を対象とした「卒論OPEN AWARD2022」の募集を2022年3月9日(水)に開始した。

知財図鑑では、大学生の研究の集大成となる「卒業論文」が世の中からほぼ検索されず、研究室の中に埋没している現状を「未開の社会課題」と捉えている。そこで、「卒論は大事にしまわず、オープンに。」をキャッチコピーとして、同アワードを起点に卒論のオープン化を呼びかけている。

さらに2022年は、優秀論文をインキュベーションセンター「ARCH(アーチ)」で発表。社会実装へ向けたピッチイベントを設けることで、より社会実装ができるようアップデートする。

対象者は在学中の学生または2022年春に卒業予定の学生。審査基準は、固定観念にとらわれず、新たな切り口で仮説を立てているかの「新規性」、解決が望まれる社会課題との関連性が強いかの「社会性」、多様な企業や団体・研究者が関わりやすく、新たなプロジェクトにつながりやすいかの「応用性」の3点。応募締め切りは4月17日(日)となっている。End

卒論OPEN AWARD2022

日程
2022年3月9日(水)~4月17日(日)23:59
発表日
2022年5月18日(水)
対象者
在学中の学生または2022年春に卒業予定の学生
詳細
https://chizaizukan.com/news/5UxSgtuZ5FM9W4HBwBgkhk