100種類の色の「過去」と「現在」を紹介
色彩ガイドブック「カラーバイブル」

▲P.285 《オブシディアン Obsidian》 ソン・スンジョン Seungjoon Song

アートやファッションなど、さまざまなジャンルにわたる豊富な実例を通して色の歴史を学べる書籍「カラーバイブル 世界のアート&デザインに学ぶ色彩の歴史と実例100」が青幻舎から発売された。

私たちは現在、主体的に色彩と付き合うだけでなく、さまざまな場面で目的にあった色選びを行うこともまた求められているのではないだろうか。

そこで同書では、100種類の色の「過去」と「現在」を豊富な実例とともに紹介。定番の色から珍しい色、近年注目を集める最新の色まで、それぞれの色の起源と歴史を最新研究にもとづき解説し、色彩の知られざる秘密と可能性を解き明かしている。

▲P. 121 《ひまわり》 フィンセント・ファン・ゴッホ  Metropolitan Museum of Art, New York, Rogers Fund, 1949

▲P.147 《エクリプス(日食) Eclipse Painting》 プトレミー・マン Ptolemy Mann Courtesy Ptolemy Mann

▲P.225 「リラクゼーション・フーディー ベイカー・ミラー・ピンク」 ヴォレバック社 Vollebak Courtesy Vollebak. Photo Andy Lo Po

ピカソやマティスといった西洋絵画の巨匠や葛飾北斎から、シャネルやadidasといったファッションブランド、デザイン・建築に至るまで、時代もジャンルも多彩な実例を収録。色ごとに配色のヒントやカラーコードも掲載しており、仕事や趣味で色を扱うときのインスピレーションの源にもなるだろう。End

「カラーバイブル 世界のアート&デザインに学ぶ色彩の歴史と実例100」

著者
ローラ・ペリーマン(服部こまこ訳)
体裁
A5、320頁
定価
2,750円(本体2,500円)
詳細
https://www.amazon.co.jp/dp/4861528704