アンビエント・ミュージックの創始者
ブライアン・イーノの展覧会が京都で開催

英国出身のアーティスト、ブライアン・イーノの展覧会「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO(ブライアン・イーノ・アンビエント・キョウト)」が、2022年6月3日(金)から8月21日(日)まで、京都市下京区の京都中央信用金庫 旧厚生センターで開催される。

イーノは音楽制作において「ジェネレーティヴ・ミュージック」を提唱し、反復ではなく、途絶えることなく続き、つねに変化する音楽を手がけてきた。さらに、その手法をヴィジュアルの分野でも採用し、音と光がともに途絶えることなくつねに変化し、シンクロしあう「ジェネレーティヴ・アート」という空間芸術をつくりあげた。

▲ブライアン・イーノ Photo by Cecily Eno

▲1978年に発売したアルバム「アンビエント 1: ミュージック・フォー・エアポーツ」

同展は、イーノによるはじめての大規模なインスタレーションとなる。音と光がシンクロしながら途絶えることなく変化し続けるそうで、その空間では、いつきたのか、部屋のどこにいたかによって、観客の誰もが違う体験をすることができるという。

展示されるのは、途絶えることなく変化する音と光がシンクロして生み出される空間芸術作品「77 Million Paintings」や、多数の個性的なスピーカーから個別の音が鳴るオーディオ・インスタレーション作品「The Ship」など。

▲「77 Million Paintings(77 ミリオン・ペインティングス)」

▲「The Ship(ザ・シップ)」

「川のほとりに座っているような、絶え間ない変化と同時に不変の体験をしたかったのです」と語るイーノ。同展では、観客のあらゆる接し方を受容する空間を作り上げるそうだ。End

BRIAN ENO AMBIENT KYOTO

会期
2022年6月3日(金)~8月21日(日)
11:00~21:00  ※入場は閉館の30分前まで
会場
京都中央信用金庫 旧厚生センター
詳細
https://ambientkyoto.com/