コペンハーゲン発のアート・サイエンス雑誌
「PLETHORA MAGAZINE」の展覧会が開催

▲HOHHUG AND KOTSUIS THE TWO RAVEN SERVANTS OF PAHPAQALANOHSIWI
by Edward S. Curtis, Photogravure, 1914
9号 P26-27より抜粋

大阪・中之島のgraf porchでは、デンマーク・コペンハーゲン発のアート・サイエンス雑誌「PLETHORA MAGAZINE」の展覧会「communication」が2022年3月12日(土)から3月21日(月・祝)まで開催される。

▲10号表紙

「PLETHORA MAGAZINE」は、2013年に編集長のピーター・ステフェンセンがスタートしたプロジェクト。芸術と学問の歴史的記録から慎重に吟味しながら、現代芸術家を特集するというこれまでにない編集内容で、判型はポスターサイズ(700×500mm)と従来の雑誌の概念を大きく覆すものとなっている。

▲EDISON’S LIGHT
by Robert & Shana ParkeHarrison, 1999, Photogravure
4号 P48-49より抜粋

今回は現在までに発行された1~11号の中から、「communication」にまつわるページを再構成し、雑誌という領域から空間・展覧会へと拡張させる。

▲11号表紙

「communication」という言葉は、伝達、伝染、連絡、通信、交流など、多様な意味に解釈をすることができる。同誌ではこの言葉を「知的好奇心への羨望」にも言い換えられると考える。

▲Large herd of zebras in Tanzania’s Serengeti National Park.
by Tomasz Gudzowaty, 1999
6号 P48-49より抜粋

同展ではこの点に着目して、生物のくらしや営み、他者との対峙を再度考察することで、近年めまぐるしく変化する生活の基準や、複雑に交差する社会との関係性を新たに考えてほしいとしている。End

タイトルがある場合はこちら

会期
2022年3月12日(土)~3月21日(月・祝)
時間
11:30~18:00 ※定休日:3月14日(月)
会場
graf porch
詳細
http://www.graf-d3.com/news/plethoramagazine/