ベルギーのデザイナー ドリス・ヴァン・ノッテンが手がけるブランド「ドリス ヴァン ノッテン（DRIES VAN NOTEN）」から、フレグランスやリップスティックなどからなるビューティコレクションが登場する。

同氏はこれまで、クチュールとストリートウェアを融合させるなど、「不可能な組み合わせ」による二重性やコントラストを表現してきた。今回ははじめてフレグランスとメイクアップの世界に挑戦。調香師やメイクアップアーティストたちと「クリエイティブなラリー」を行ったという。

▲© DRIES VAN NOTEN

▲© DRIES VAN NOTEN

▲© DRIES VAN NOTEN

▲© DRIES VAN NOTEN

メゾンのデザインコードである対位法やコントラストは、フレグランスボトルやリップスティックのケースに鮮やかに表現。遊び心をもって素材やパターン、テクスチャを組み合わせている。

10種類あるフラグランスは、それぞれ異なる調香師とコラボレーション。庭園を歩いているときのにおいの感じ方や、そこで得た感覚や感情を表現することが、同氏が長年にわたってコレクションを手がけるときに抱いてきた課題だそうで、このコレクションではこれにじかに取り組んでいる。

▲© DRIES VAN NOTEN

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メイクアップについては、エレガンスとサプライズの完璧なバランスを追求。そして、たんにメイクするだけのものではなく欲望を刺激するアイテムを目指して、リップスティックのケースから色やテクスチャーまで、不可能な組み合わせにこだわったそうだ。

また、トラベルポーチは、ブランドのアーカイブのファブリックにヒントを得たオーダーメイドのファブリックで作製。そのほか、ビューティーブランドとして、リサイクル・アップサイクルから、天然由来の原料や動物由来でない製法、責任ある調達まで、エシカルな点にも気を配っている。