50年の都市デザインの取り組みを紹介する
「都市デザイン 横浜」展が開催

全国に先駆けて、1971年に「都市デザイン」担当を市役所内に設置した神奈川県横浜市は、これまで地域ごとのグランドデザインを描きながら都市空間を形成し、⽔・緑や歴史的建造物等の地域の資源を⼤切にした魅⼒づくりや、横浜らしい景観形成などを市⺠や企業とともに進めてきた。

その50年を振り返り、「個性と魅⼒あるまち横浜」に向けて、時代とともに歩んできた都市デザインの具体的な取り組みを紹介する展覧会「都市デザイン 横浜」展が、2022年3⽉5⽇(⼟)から3月29⽇(⽕)まで横浜市中区のBankART KAIKOにて開催される。

横浜の街とプロジェクトの全貌を紹介する「イントロダクション」、街の成り⽴ちと都市デザイン誕⽣の経緯やその⽬標などを解説する「都市デザイン横浜の誕⽣」、多数の都市デザインのプロジェクトを映像で紹介する「都市デザイン50年の実践」、都市デザインのこれまでの系譜を図解や年表で示す「都市デザイン⼿法の展開」、横浜の代表的な⾵景に隠れた都市デザインの様々な⼿法を紹介する「⾵景の解剖」の5つの展⽰スペースを展開。

また、会場ではこれまでの50年の取り組みを紹介した展覧会カタログも販売されるという。

▲関係者や専門家による書き下ろしの解説や対談、豊富なビジュアルによって横浜の都市デザインがまとめられた展覧会カタログ

都市に美しさを求めるだけでなく、歩いて楽しいまちづくりや歴史的資源の保全・活動など、都市を人のための場所として総合的にデザインしてきた同市。展覧会では、都市デザインが私たちの⾝近に存在していることや、どのような役割を持っているのかを知ることができるだろう。End

「都市デザイン 横浜」展 ~個性と魅⼒あるまちをつくる~

会期
2022年3⽉5⽇(⼟)~3月29⽇(⽕) 11:00~19:00
会場
BankART KAIKO
詳細
https://toshide50.com