単体で美しく読みやすい日本語書体
「Shorai Sans」がリリース

Monotypeは2022年2月22日(火)、欧文フォント「Avenir® Next」の造形的要素を持つ日本語書体「Shorai™️ Sans」を発売した。

約3年の開発期間を経て完成したShorai Sansは、幾何学的でシンプルな美しさと読みやすさが特徴の書体。「Shorai(ショウライ)」は、松の枝を吹き抜ける風やその音の意味である「松籟」に由来しているという。

デザイン開発を行ったのは、Monotypeの小林章と土井遼太、そして書体デザイナーの中村征宏。「何も足さない『素』のかたち」をテーマに、読みやすくクリーンで理知的な印象の書体に仕上げた。

付属欧文には和文にあわせてサイズや位置を調整したAvenir Nextを採用し、和欧混植に最適化。和文と欧文を別々の書体から選ぶ必要がなく、Shorai Sans単体で美しく読みやすいテキストを組むことができる。

今回は、和文書体Adobe-Japan 1-3(OpenType StdN)/和欧混植対応/10ウェイト(Ultra Light、Thin、 Light、Regular、Medium、Demi、Bold、Extra Bold、Black、Heavy)/バリアブルフォント/デスクトップ、Webフォント、ePub、HTML5を使用したデジタル広告などの各種ライセンスを提供する。

なおShorai Sansのリリースを記念して、3月10日(木)に小林章と土井遼太がゲストに祖父江慎と中村征宏を招いて、オンライントークイベントを行う。End

Type&+(タイプアンドプラス)Shorai Sans リリースイベント

日時
2022年3月10日(木)
Session 1 17:00~18:30(90分)
Session 2 18:50~20:20(90分)
形式
ウェビナー機能を利用したZoom配信参加無料
※下記サイトより申し込みが必要
定員
500名
詳細
https://peatix.com/event/3168530