NEWS | 展覧会
2022.02.22 15:55
インダストリアルデザイナーの山中俊治が率いる東京大学生産技術研究所 山中研究室は、山中研究室プロトタイプ展2022「S展」を2022年3月4日(金)から3月12日(土)まで開催する。
私たちは「S」という文字の持つ形から、水の流れや生き物の体がもつ曲線、緩やかにカーブする道路、車のボディラインなど、さまざまなものを連想するだろう。この抽象的なシンボルは、多くの自然物や人工物の中で役割を果たし、美しさを生んでいる。つまり、ときには合理性を語り、ときには私たちの感性に訴えるものである。
そして、山中研究室では、この「S」が示唆するような、「自然物と人工物の間」「合理性と感性の間」におけるデザインに取り組んでいるという。私たちが大切にしている「美しさ」や「生き物らしさ」といった言葉は、つねにこれらの領域において議論されてきたのだ。
そこで同展では、形に「S」を顕した作品を紹介。その背後にはデザイナーの葛藤と挑戦がある。こうした作品が見せる「S」が何であるかを理解し、感じてほしいそうだ。
東京大学生産技術研究所 山中研究室
プロトタイプ展2022「S展」
- 会期
- 2022年3月4日(金)~3月12日(土)
15:00~19:00(土日のみ 11:00~19:00)
入場無料・要予約
※予約の詳細は下記サイトに掲載予定 - 会場
- 東京大学 生産技術研究所 S棟1階ギャラリー
- 詳細
- http://www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/exhibition/proto2022/