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2022.02.21 11:51
米ウォルト・ディズニー・カンパニーは、ディズニーの魔法が詰まった住宅エリア「Storyliving by Disney」を開発する計画を発表した。ディズニーならではのディテールへのこだわりやユニークな施設が楽しめるだけでなく、居住者どうしの新しいつながりを育みながら、ワクワクするような人生の次なるステップを思い描くことを目指している。
最初の「Storyliving by Disney」が建設されるのは、カリフォルニア州南部コーチェラ・バレー(Coachella Valley)のランチョ・ミラージュ(Rancho Mirage)。ウォルト・ディズニー自身が家を構え、家族と休暇を過ごした場所だという。
地域の活動は訓練されたディズニーのスタッフが運営。メンバーに対して、ウェルネスプログラム、ライブパフォーマンスや料理教室といったエンターテイメント、慈善活動、セミナーなどの厳選した体験を提供する。
さらに、ランチョ・ミラージュでは、Greater Palm Springsエリアの中心に「Cotino」と呼ばれるコミュニティを建設。55歳以上の居住者のためのエリアを設けるほか、一戸建てやマンションなどさまざまなタイプの住宅を用意し、幅広い世代のオーナーを求めるそうだ。
また、コミュニティでは、Crystal Lagoons®が提供するテクノロジーにより、水やエネルギーの消費を抑えたターコイズブルーのオアシスを楽しむことができる。クラブ会員はウォーターフロントのクラブハウスや専用のビーチエリア、ウォーターアクティビティも利用可能。ディズニーのプログラムも年間を通じて体験できるとしている。
そのほか、ショッピングやダイニング、エンターテインメントが楽しめる多目的エリア、ビーチフロントのホテル、ビーチパークなども完備。1日パスを購入すれば、一般の人でもこうした施設にアクセスできるようだ。