ソニーは、耳をふさがない構造の完全ワイヤレス型ヘッドホン「LinkBuds（リンクバッズ）」を2022年2月25日（金）に発売することを発表した。ホワイトとグレーの2色を展開する。

同商品には、振動板の中心部を開放した新開発のリング型ドライバーユニットを搭載。耳をふさがないので、圧迫感のない装着感があり、周囲の音や自分の声を自然に聞きながら会話や音楽などを楽しめるという。

さらに、人間工学にもとづいた、さまざまな耳の形にフィットするデザインを採用。小型・軽量で常時装着しても疲れにくく、同梱する5種類のフィッティングサポーターで安定した着け心地を実現するそうだ。

音の歪みを軽減して音質を高める「統合プロセッサーV1」、圧縮音源を原音に近い広がりのある音で再現する「DSEE」、静かな場所や雑音が大きい場所などで再生音量を自動で調整する「アダプティブボリュームコントロール」機能を搭載。通話時は、AIにより環境ノイズを抑えて装着者の声をクリアに抽出し、騒がしい場所でも快適に会話ができる。

また、耳の辺りをタップして、再生や一時停止、楽曲のスキップなどができる「ワイドエリアタップ」機能を搭載。「スピーク・トゥ・チャット」機能により、装着中にユーザーが声を発すると、自動で認識して再生中の音楽を一時停止してくれる。

そのほか、ARゲームをプレイするときには、周囲の音とゲームの音が混ざり合って聞こえるので、現実世界に仮想世界の音が混ざり合う新感覚のエンタテインメント体験もできるとしている。