NEWS | ビジネス
2022.02.16 16:00
造園事業などを手がけるDAISHIZENと、アート・プラットフォームを運営するThe Chain Museum、クリエイティブ集団 PARTYは、新会社「KADOWSAN(かどうさん)」を設立したことを発表した。
これまでオフィスや施設の空間については、外装・内装などの「不動産」が土台として存在し、そこに装飾的な家具を据えるのが従来のスタンスだった。しかし、さまざまな働き方が浸透するなか、オフィスなどの位置付けにも変化が起きている。
そこで、内装などの不動産のコストを減らし、アート・植物・家具を中心とする「可動産」によって身軽に創造的な空間をつくる、というのが「KADOWSAN」のコンセプトとなる。
同社が展開するサブスクリプションサービスは、全国の商業施設・オフィス空間などをこれらの「可動産」でキュレーションするというものである。働く空間から憩いの場まで、新たな施設づくりやリニューアルに向けて、経済合理性を考えた「可動産」空間を提案するそうだ。