人間とロボットの未来像を考える
特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」

▲「aibo(アイボ)」 ©ソニーグループ株式会社

東京都江東区の日本科学未来館は、特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」を2022年3月18日(金)から8月31日(水)まで開催する。

チェコの作家 カレル・チャペックが「ロボット」という言葉を生み出したのは1920年のことだという。それから100年以上が経ち、さまざまに発展・拡大を続けるロボット技術は、私たち人間にとってなくてはならないものとなった。

産業用ロボットをはじめ、人間と同じように動く人型ロボット、家族の一員のようにも感じられるパートナーロボット、写真や音声などのデータから生み出されるデジタルクローンなど、いまや「ロボット」の定義や概念、形も多岐にわたる。それは、ロボットと人間の関係性が多種多様で複雑になってきたということなのかもしれない。

▲「OriHime(オリヒメ)」 ©オリィ研究所

▲「Qoobo(クーボ)」 提供:ユカイ工学株式会社

そこで同展では、だれもが知るロボットから本邦初公開の最新ロボットまで、映像展示や体験型コンテンツなども含めて、約90種・130点が集結。多彩なロボットを紹介しながら、「人間とはなにか?」という問いを来場者に投げかける。

▲「Kaleido(カレイド)」 提供:川崎重工業

▲「零式人機 ver1.0」 ©株式会社人機一体 Man-Machine Synergy Effectors, Inc.(会場展示されるロボットはver.1.2)

多数のロボットを見たりふれたり、インタラクティブな仕掛けを体験したりしながら、ロボットなどの科学技術とどのように向き合うのか、またどのような未来を描くのかなど、人間の「からだ」「こころ」「いのち」について考えることができるだろう。End

▲「LOVOT(らぼっと)」 提供: GROOVE X株式会社

▲「Romi(ロミィ)」 ©️mixi, Inc.

特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」

会期
2022年3月18日(金)~8月31日(水)
時間
10:00~17:00 (入場は閉館の30分前まで)
※火曜日休館(ただし、3月22日~4月5日、5月3日、7月26日~8月30日は開館)
会場
日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン
詳細
https://kimirobo.exhibit.jp/

▲「Musiarm(ミュージアーム)」 提供:KMD Embodied Media Project

▲「OTOTAKE PROJECT」 提供:株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所

▲「RODEM(ロデム)」 ©株式会社テムザック

▲「Ontenna(オンテナ)」 提供:富士通株式会社

▲「Charlie(チャーリー)」 提供:ヤマハ株式会社

▲「ERICA(エリカ)」 提供:国際電気通信基礎技術研究所石黒浩特別研究所

▲「Pedia_Roid(ペディアロイド)」 ©株式会社テムザック

▲「漱石アンドロイド」 提供:二松学舎大学大学院文学研究科/大阪大学大学院基礎工学研究科