NEWS | 講演会・ワークショップ
2022.02.07 14:00
最近では日本人による民間の宇宙旅行が行われるなど、私たちにとって宇宙は身近なものになりつつあるかもしれない。こうしたなか、ジャパン・ハウス ロサンゼルスでは、「The Future of Space Cooperation Between the U.S. and Japan(日米宇宙協力の行方)」と題したイベントがオンラインと対面で行われる。
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡や火星ローバー「パーサヴィアランス」の打ち上げ、金星探査機「あかつき」、「はやぶさ2」によるサンプルリターンを通じて、日米両国は天文学や宇宙探査、科学的な宇宙研究などの分野で大きな進歩を遂げてきた。
さらに両国は、将来的な「宇宙経済」の発展に向けて、準天頂衛星システムを介した地上経済のための宇宙利用など、宇宙のあらゆる側面での協力を進めるために、次の段階に進むことにも合意しているという。
そこでイベントでは、2022年3月7日(月)に「U.S. and Japanese Views of the Future of Space Science and Exploration(これからの宇宙科学と宇宙探査に関する日米両国の展望)」と題して、米コロンビア大学のデイビット・キッピング(David Kipping)博士による基調講演のほか、両国の専門家が軌道エレベーターや月面基地、ケンタウルス座アルファ星の探査ミッションなど、これからの宇宙探査について知ることができる。
2日目となる2022年3月8日(火)は、「U.S. and Japanese Views of Space Science Cooperation and the Future Space Economy(宇宙科学協力とこれからの宇宙経済に関する日米両国の展望)」と題して、将来の宇宙経済の可能性と課題や、国際協力の役割について解説。
JAXA理事の石井康夫氏が登壇し、日米宇宙協力の役割を紹介し、重量物打ち上げロケット(Heavy-Launch Vehicle)や衛星、宇宙旅行の商業的な可能性、さらにはSF小説が方針決定に与える影響力などについて語ることにしている。
「The Future of Space Cooperation Between the U.S. and Japan」
- 日時
- 2022年3月7日(月) 13:30~17:00(太平洋標準時)
- 会場
- オンラインおよびRAND Corporation
- 詳細
- https://www.japanhousela.com/events/rand-us-japan-space-science-exploration/
- 日時
- 2022年3月8日(火) 9:00~12:30(太平洋標準時)
- 会場
- オンラインおよびRAND Corporation
- 詳細
- https://www.japanhousela.com/events/rand-us-japan-space-science-cooperation-space-economy/