NEWS | インテリア
2022.02.03 14:00
山形県天童市の天童木工とA BATHING APE®︎のライフスタイルレーベル「BAPE®︎ HOME」は、初のジョイントワークとして、低座イス、ロッキングチェア、スポークチェアの3プロダクトを発売した。
「BAPE® X TENDO ABC CAMO TEIZA-ISU」は、建築家・坂倉準三の設計した空間に向けて、坂倉準三建築研究所の所員がデザインした座椅子をベースにしている。
「低座イス」の名の通り、29cmと低く作られた座面は、あぐらをかいたり足を投げ出して座ることができる。座面の後部にはやや傾斜がついており、厚みのあるクッションが身体を受け止めてくれるので、腰に負担をかけない。脚部は、畳や絨毯が傷まないようにソリのような形になっている。
「BAPE®︎ X TENDO ABC CAMO ROCKING CHAIR」は、天童木工のインハウスデザイナーであった菅澤光政によってデザインされた。肘掛け部分以外継ぎ目のない一体成形のサイドフレームは、高いデザイン性と堅牢性を実現。また、見た目の美しさや使い心地に配慮し、肘掛のカーブは局所的に厚みを変える「不等厚成形」の技術を用いている。
「BAPE®︎ X TENDO ABC CAMO SPOKE CHAIR」は、インダストリアル・デザイナーの豊口克平がデザインしたスポークチェアがベース。伝統にモダンを取り入れ、日本の生活習慣に合うように設計されている。
低い座面とスポークの背もたれで開放感のある空間を演出。大きな楕円形の座面は、まるで畳の上に居るかのような安心感がある。座面の裏側は、天童木工ならではの技術「エンドレス成形」によって作られている。