CIRCULAR DESIGN STUDIOは、循環型の経済モデル「サーキュラーエコノミー」をテーマに、日本のゼロ・ウェイスト先進地である徳島県上勝町の未来へ向けたビジネスアイデアの起案・実装を目指す企業参加型プログラム、「GREEN WORK KAMIKATSU」を2022年2月8日（火）から2月10日（木）まで開催する。

▲上勝町の様子

同町は、2003年に日本で初めて「ゼロ・ウェイスト宣言」を実施した町。町内のゴミステーションは、環境型複合施設「上勝町ゼロ・ウェイストセンター（WHY）」の１ヶ所のみで、町民自らがこのWHYへごみを集めることで、リサイクル率80％以上を達成しているという。

その一方で、少子高齢化や過疎化が課題となっている。そこで、「GREEN WORK KAMIKATSU」では、同町での豊かな暮らしを目指して、町内外の事業者がサーキュラーエコノミーについて学び、ビジネスアイデアを考える実践的なセミナー&ワークショップを行う。

サーキュラーエコノミーの第一人者や実践者による講演のほか、ごみについての解像度を上げる視察ツアー、地元事業者を交えた具体的なビジネスアイデアの起案など、「次のゼロ・ウェイスト」の実現を目指したさまざまな体験型のプログラムが展開される。

▲主な登壇者（左上より）：東輝実（合同会社RDND 代表社員）、大塚桃奈（株式会社BIG EYE COMPANY（上勝町ゼロ・ウェイストセンター）Chief Environmental Officer）、佐座槙苗（一般社団法人SWiTCH　代表理事）、安居昭博（Circular Initiatives&Partners 代表）、エクベリ・ペオ（オンライン登壇）（株式会社ワンプラネット・カフェ 取締役／サステナビリティ・プロデューサー）、出村光世（株式会社知財図鑑 知財ハンター／CEO）