桐ダンスの伝統技術とモダンデザインを融合させた
村澤一晃デザインの「箱火鉢&箱膳」

鹿児島の工務店・ベガハウスは、木工の町・福岡県大川市の老舗工房である境木工、および家具デザイナーの村澤一晃と共同開発した、「箱火鉢&箱膳」を2022年1月24日(月)に発売した。

箱火鉢」は、畳やフローリングなど、好きな場所に持ち運べる箱型の火鉢。「箱膳」と合わせて、床座で心落ち着くひとりの時間を過ごしたり、親しい人とコミュニケーションをとったり、炭火で沸かした茶の湯や燗酒、炙った干物や餅を楽しんだりできる。

境木工は、桐ダンスや民芸家具、指物家具(釘を使わず組み立てる家具)の優れた技術・ノウハウを持ち、この「箱火鉢」にもこうした技術を注ぎ込んでいるという。

▲村澤一晃

また、日本各地の風土やそこに根付いている技術・工法などをていねいに掘り起こし、デザインに反映させる「旅する家具デザイナー」村澤一晃は今回、日本人の暮らしに寄り添い、継承されてきた火鉢を現代の暮らしに合わせた形・カラーリングにリファインしている。End