NEWS | アート
2022.01.25 15:37
アメリカの音楽家 クリスチャン・マークレー(Christian Marclay)の大規模な個展「クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]」が、2022年2月23日(水・祝)まで東京都江東区の東京都現代美術館にて行われている。
そのマークレーによるサウンド・パフォーマンス「Found in Odawara」が、去る2021年11月27・28日に、神奈川県小田原市の小田原文化財団 江之浦測候所にて開催された。杉本博司が設計した同地を舞台に繰り広げた即興的なパフォーマンスで、大友良英、巻上公一、鈴木昭男、山川冬樹、山崎阿弥といった音楽家・パフォーマーも参加した。
マークレーは、このイベントに向けて、「2012年以降、私はレコードとターンテーブルからしばし離れ、身の回りのものが生み出すアコースティックな音に焦点を当てるようになった。これは、楽音が増幅され媒介となることの多い、私たちを取り巻く環境に対するリアクションである。私は何も持たずに日本へ行き、小田原で見つけたありふれたものを用いて、日本の音楽家やパフォーマーとともに音楽を作り、披露する」と語っていた。
その模様を収めた記録映像の特別上映会が2022年2月5日(土)・2月6日(日)に東京都現代美術館で開催されることになった。高画質の映像と立体音響で伝説のパフォーマンスを楽しむことができるだろう。
「クリスチャン・マークレー Found in Odawara」記録映像上映会
- 日時
- 2022年2月5日(土)・2月6日(日)
各日 10:30/13:00/15:30(上映時間約90分)
※各上映時間の開始30分前に開場。
※映像の性質上、特別な場合を除いて上映中は入退場不可。 - 参加費
- 無料
- 参加方法
- 先着順 各回100名 入れ替え制
- 会場
- 東京都現代美術館 地下2階 講堂
- 詳細
- https://www.mot-art-museum.jp/events/2022/01/20220120192148/