NEWS | 展覧会
2022.01.14 18:32
東京・六本木の国立新美術館は、「ダミアン・ハースト 桜」展を2022年3月2日(水)から5月23日(月)まで開催する。
イギリスを代表する現代作家 ダミアン・ハースト。30年以上にわたり、絵画、彫刻、インスタレーションなどの手法を用いて、芸術、宗教、科学、生や死といったテーマを深く考察してきた。
最新作となる〈桜〉のシリーズでは、19世紀のポスト印象派や20世紀のアクション・ペインティングといった、西洋絵画史の成果を独自に解釈し、色彩豊かでダイナミックな風景画を完成させた。大きいものでは縦5m・横7mを超え、画面に描かれた風景は、はかなくも鮮やかに咲き誇る桜並木の下に身を置いた時のように、私たちを幻想的な世界に誘ってくれる。
2021年には、カルティエ現代美術財団が同シリーズを世界で初めて紹介。今回は国内で初めて、ハーストの大規模な個展が巡回することになる。
作品は、107点からなる〈桜〉のシリーズから、展覧会のためにハースト自身が24点を厳選。「〈桜〉のシリーズは美と生と死についての作品です」と語る同氏のダイナミックな展示が楽しめるだろう。
展覧会「ダミアン・ハースト 桜」
- 会期
- 2022年3月2日(水)~5月23日(月)
毎週火曜日休館 ※ただし5月3日(火・祝)は開館 - 開館時間
- 10:00~18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで - 会場
- 国立新美術館 企画展示室2E(東京・六本木)
- 詳細
- https://www.nact.jp/exhibition_special/2022/damienhirst/