ユカイ工学は、「あまーく、かまれる、新体験」を提供するロボット「甘噛みハムハム」を発表した。2022年春頃にクラウドファンディングで先行受付を行う予定だ。

同製品は、ユカイ工学の恒例イベント「社内メイカソン@2020」で生まれたプロダクト。発案チームは、メンバー自身の子育ての経験から、赤ちゃんや動物が乳児の際にハムハムと甘噛みをするしぐさを思い出し、「ほんの短い期間にしか体験できない幸せな時間を再現できないか」と考え、アイディア化したという。

第1弾は、眠そうな表情をした癒やしの動物たちのぬいぐるみを手掛ける「りぶはあと」の「ねむねむアニマルズ」とコラボレーションした。

▲ゆず（ミケネコ）・コタロウ（シバイヌ）

また、ユカイ工学が独自開発したハムリングシステムを活用することで、ほかの企業のぬいぐるみ製品などと組み合わせたオリジナルの「甘噛みハムハム」を作ることができる。同システムとは、ハムハムセンサが指に反応してハムハムを起動するモジュールで、中毒性のある痛気持ちいい感覚で、背徳感を感じなくてよい甘噛みをいつでも体験できるそうだ。