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2021.12.23 12:55
化学素材メーカー・小松マテーレのブランド「mate-mono(マテモノ)」は、第2弾コレクションとして、リラックスウェアやインテリアアイテムのホームシリーズを発売した。
「mate-mono」は、サスティナブルなモノ作りをテーマに、2021年6月に誕生したブランド。製造過程で発生した端切れや在庫となった生地など、以前は廃棄せざるを得なかった素材に着目して、アップサイクルの視点で、それぞれの素材の特徴を最大限に活かす製品作りを行なっている。
今回のコレクションでは、ウールのような質感をもつ、オリジナル合成繊維素材「カールカール-KS」を採用した、トップス、カーディガン、ボレロ、ワンピースクッションカバー、膝掛けなどの「くつろぎシリーズ」ウェアを展開。この素材は、植物の天然成分を活用した独自の染色法で染められており、化学染料とは異なるナチュラルな色合いが特徴だ。
さらに、デビューコレクションのバッグでも使用した、スエード調のオリジナル合成繊維素材「コマスエード」を使い、新たにマルチカバーやクッションカバーを製作。独自のスエーディング加工技術から誕生したストレッチ性のある柔らかな風合いで、植物の天然成分を活用した独自の染色によるナチュラルな色合いが楽しめる。
独自の「KONBU(コンブ)」の加工技術を用いたアイテムは、小物入れ「カヌレ」や、アウトドアでも使える「バレル」、牡蠣の殻のような形をした「マルチケース オイスターsoft」が追加された。いずれも自立する硬さと軽さがあり、独特な表情感でインテリアの雰囲気を彩るそうだ。
そのほか、エレガントな光沢感のある素材は、「ひかるバッグ」として新たなデザインとなった。モチーフは花の形で、便利な内ポケットも付いている。