改修による日々の変化を活写する
広島市現代美術館「#ゲンビの工事日記」

▲#ゲンビの工事日記:Day339

JR広島駅からほど近い比治山公園にあり、公立では初の現代美術を専門とする美術館として1989年に開館した広島市現代美術館。建築設計は建築家の黒川紀章で、広島を代表するポストモダン建築でもある。

▲#ゲンビの工事日記:Day305

▲#ゲンビの工事日記:Day298

▲#ゲンビの工事日記:Day275

2020年12月28日からはおよそ2年におよぶ改修工事のために休館中。事務所を移転して館の工事をする美術館がある中、同館は館外で展示活動をしつつも、事務機能を改修工事中の館内で維持しているという。

▲#ゲンビの工事日記:Day54

▲#ゲンビの工事日記:Day115

そこで、同館が日々変わっていく様子をスタッフが記録し、「#ゲンビの工事日記」と題して、インスタグラムで日々紹介する企画がスタート。いつもは見ることができない美術館の裏側や、工事で変わっていく「工事中の美術館」を楽しむことができる。休館中も美術館を広く開いていきたいという思いからスタートした。

▲#ゲンビの工事日記:Day163

▲#ゲンビの工事日記:Day213

リニューアルオープンは2023年3月の予定。黒川紀章の思想と意匠を受け継ぎながら、美術館として必要な基本的機能を回復させ、一部デザインの変更やスペースの新設を行うことで、より多くの人に開かれた美術館となることを目指しているそうだ。End