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2021.12.09 14:30
ユカイ工学は、これまで別々のアプリでの操作が必要だったコミュニケーションロボット「BOCCO(ボッコ)」と「BOCCO emo(ボッコ エモ)」のアプリを1つに統合したことを発表した。
BOCCOは、スマートフォンのアプリとつなげて、子どもとの日中のコミュニケーションを手助けするロボット。
BOCCO emoはその次世代モデルで、音声メッセージの送受信、センサ連携、天気配信やリマインド機能、IoT機器との連動といったBOCCOの機能に加え、音声認識機能、ハンズフリー対話、Wi-Fi/LTEの通信方式に対応、共感を生む感情表現、ニックネーム設定、APIによるシステム連携も可能だ。
今回のアプリ統合では、それぞれの機能や過去のメッセージ履歴はそのまま引き継ぐとともに、両モデルの同時活用時の利便性が向上。また、チャットルームをスワイプすることで、BOCCOチャンネル・センサを含むすべての通知の表示やユーザーの会話だけの表示など、表示切替もできる。
さらに、これまでBOCCOのみで利用できたWebサービス「IFTTT(イフト)」は、BOCCO emoでも利用可能になった。
洗濯物の取り込みのための日没時間の設定や、指定の場所に近づいたときのGPSを介したお知らせ機能、Googleスプレッドシートの追加された行の内容を知らせる機能など、IFTTTと連携したサービスも楽しめるようになっている。
また、2021年12月9日(木)からは、東京・渋谷の渋谷PARCO 1Fにある次世代型ショールーム「BOOSTER STUDIO by CAMPFIRE」にて、BOCCO emoが未発売のIoTボタン「BOCCOボタン」と連携して各展示プロダクトの案内役を務めている。