NEWS | プロダクト
2021.12.09 13:30
私たちが使う道具は、私たちの世代のライフスタイルと文化を反映したものである。そんな思いから、台湾・新北市に拠点を置くプロダクトデザイン会社 Woo Collectiveは、台湾の優れた職人技の伝統を採り入れつつ、これまでにない斬新な視点で美しくて使いやすい家庭用品を手がけているという。
そのうちのひとつが、3サイズからなるガラスプレートのコレクション「Ripple glass plates(餘波 玻璃餐盤)」である。
コレクションは、機械による製造工程と職人技を絶妙なバランスで組み合わせたもの。新竹市にある工場と協力し、熱したガラスを機械で回転させるという特別な製造方法を採用しているのが特徴だ。
これにより、たったひとつの鋳型から一点一点異なる輪郭ができあがるそうだ。コンセプトは湖に広がる波紋で、それぞれの波紋も形と大きさにちがいがある。料理を盛りつけても、花器として花を生けても、涼しげな透明感を楽しむことができるだろう。