NEWS | ソーシャル / ファッション
2021.12.01 13:00
オランダ・アムステルダムに拠点を置くテキスタイルブランド「BYBORRE(バイボレ)」は、新しいショールーム「Window of Textile Opportunities™(WoTO™)」を2021年10月にオープンした。
Woolmark CompanyやParley for the Oceansといったパートナーブランドのテキスタイルを常設展示して、サプライチェーンのステークホルダーや産業のチェンジメーカーによる世界規模の透明なエコシステムを紹介するショールームだという。
BYBORREのねらいは、パートナーと協力して環境保全活動を展開したり、オープンソースの考え方を定着させたりするなど、テキスタイル業界をより良い方向へと向かわせることにある。一方、クリエイターは、環境への負荷が少ないテキスタイルにアクセスすることで、環境保全に貢献することができる。
さらに、ショールームでは、業界をリードするチェンジメーカーが知識やテキスタイルの開発プロセス、デザインツール、環境に優しい原料などを披露する独自のプログラムも行うそうだ。
最終的には、あらゆる世代のクリエイターが環境を意識したテキスタイルデザインを実践したり、そうできるように教育したりすることが目標となる。そこでWoTO™は、アメリカのFITやParsons、オランダのAmsterdam Fashion InstituteやSaxion、イギリスのLondon College of Fashionといった世界の大学とパートナーシップを締結。
若い人たちにプログラムへの参加を促したり、ワークショップやセミナーやイベントを開催して、未来のチェンジメーカーを作り出すことを目指している。