旭化成×トライポッド・デザインによる
環境共生型LEDイルミネーション「TIDA」

旭化成トライポッド・デザインは、環境共生型LEDイルミネーション「TIDA(ティーダ)」を共同で開発した。大阪・堂島浜にあるパレスホテルグループの宿泊主体型ホテル Zentis Osaka(ゼンティス大阪)にて、ホリデーシーズンのライトアップが2021年12月25日(土)まで行われている。

TIDAは、トライポッド・デザインの「超小集電技術」を根本技術とし、小さな電気を小さなまま活用できる旭化成グループ独自の低消費デバイスを融合した共同開発製品のプロトタイプ。

超小集電は、あらゆる自然物を媒体として集電材(電極)を介して微小な電気を収集する技術。天候や時間帯に左右されずに継続的に電力が得ることができるので、災害時や送電網から切り離された無電環境における生活照明やセンシング、情報通信など、社会や暮らしを支援するエナジーハーベストの新領域技術として期待されているという。

今回のライトアップは、パレスホテルの「未来の電気エネルギーを使用したクリスマスツリー」企画の一環として実施。同ホテルグループのサステナビリティコンセプト「未来を、もてなす。」にもとづき、水を媒体としたTIDAを使って、水の都・大阪にちなんだ美しい都市型水系環境を象徴する庭園ライトアップを行っている。

また、2021年12月22日(水)には、パレスホテル東京にて超小集電の応用技術や環境型照明「TIDA」などの展示会を併設した国際シンポジウム「OFF THE GRID」を開催する予定だ。End