NEWS | 建築
2021.11.26 17:20
山下泰樹建築デザイン研究所は、第1弾の取組みとして横浜市みなとみらい地区の大型公園「臨港パーク」における複合施設の設計デザインプロジェクトを開始した。
海岸沿いの遊歩道や広大な芝生エリアがある「臨港パーク」は、みなとみらい地区で最大規模の公園で、休日は家族連れやランナーが集まるスポットである。
同施設は、設計デザイン会社 DRAFTを率いるデザイナー・建築家の山下泰樹が建築設計およびインテリアデザインを担当。次世代のサステイナブル建築として、環境に配慮して木材の利活用を促進する。また、木造の可能性を追求したダイナミックな設計デザインが特徴で、新たなランドマークになることを目指している。
施設内にはカフェやレストランが出店するほか、ロッカーやシャワーを完備したランニングステーション、ペット施設も併設。臨港パークの魅力を際立たせる新たなカルチャー拠点として2023年5月の完成を予定している。
また、同社は、施設の設計・デザインに留まらず、実験的な企画や提案を世の中に発信する「クリエーション」の取組みを実施。同プロジェクトでも、臨港エリア全体の価値向上を目指したエリアマネジメントを視野に入れ、さまざまな企画提案を継続的に行うことで、臨港パーク全体の賑わいを促進するとしている。