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2021.11.26 15:32
以前紹介した、資生堂と博展は、銀座の生態を様々な視点から可視化させ、サステナビリティな社会について考えるプロジェクト「銀座生態図」を1年間にわたり展開している。
資生堂 銀座ビルのウィンドウアートを起点に、銀座の生態を様々な視点から可視化させるプロジェクトで、前期(2021年4月~9月)の「銀座の植物、生き物編」に続き、現在は中期「銀座の大地編」が展示中だ。
ふだん何気なく歩いている「銀座の大地」を観察してみると、アスファルトだけではなく、歩道にはカラフルで多様なタイル、街路樹の下には様々な形や色をした土や石、行き交う人々の痕跡があることに気づくだろう。
そこで「銀座の大地編」では、実際に収集した土や石などを銀座のMAP上にマッピング。そこには、銀座の人々の「美意識」や「歴史」が垣間見られたという。さらに展示の背面では、プロセスをはじめ、銀座の土や石で作った陶器(銀座焼き)や泥団子、土で染めた泥染などを展示している。
また、2021年11月29日(月)から2022年2月頃までは、後期「銀座の人の営み編」を展開する予定。武蔵野美術大学と資生堂が取り組む「サステナブルな美」をテーマに産学を活かした生活価値の提案に関する展示もあわせて行うことにしている。