日本の製造技術と海外のデザイナーが協働で
インテリアブランド「KOYORI」を設立

新しいインテリアライフスタイルブランド「KOYORI」がローンチする。2022年2月にスウェーデンで開催されるストックホルムファニチャーフェア(Stockholm Furniture & Light Fair)にて世界初披露となる。

同ブランドは、日本全国の優れたモノづくりを行う企業とそのモノづくりを世界に伝える力を持つデザイナーがアライアンスを組み、卓越した日本の製造技術と国際的なコンテンポラリーデザイナーが協働することで、ボーダレスなデザインの家具とインテリアアクセサリーを提供するという。

さらに、ブランドを通じて、モノに宿るシンプルで繊細な美しさ、各商品の背後にある職人の技に対するひたむきさや情熱、献身的な精神、商品を唯一無二の作品にする完璧主義性、勤勉さ、配慮を世界中に伝えたいとしている。

ブランド名のKOYORIは、日本語の「紙縒(こより)」に由来。紙縒は古くから日本でのお祝い事に欠かせない水引の素材であり、ブランド名には結びつきの意味も込めたそうだ。

なお、ストックホルムファニチャーフェアでは、フランスのデザイナー、ロナン&エルワン・ブルレック(Ronan & Erwan Bouroullec)と、デザインユニットのガムフラテーシ(GamFratesi)がデザインしたアイテムをラインナップする予定だ。End

▲Ronan & Erwan Bouroullec, Bouroullec design studio  Photography: Alexandre Tabeste

▲Stine Gam & Enrico Fratesi, GamFratesi design studio  Photography: Petra Kleis