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2021.11.19 18:00
富士工業(FUJIOH)の特殊金属加工スペシャリストチーム「Demold(ディモールド)」は、金属の薄板に特殊加工を施し、大小の「波」を表現したパネル「大波」「さざ波」を開発した。
「大波」・「さざ波」は、これまでDemoldが手がけてきた「自在成形」の技術を進化させた加工方法。二次元の図面では実現できないやわらかな曲面の連続を、板厚 2mmの金属の薄板で表現することができる。
表現される水面の波は自然界の静寂を想起させるそうで、穏やかな雰囲気の空間を作り出すことができるという。
また、Demoldは、この技術を用いた加工・施工方法を、ステンレスやアルミだけでなく他の素材で提供することも可能だそうで、今後はパネルを連続して並べるといった大空間への対応も検討するとしている。
なお、「大波」「さざ波」は、2021年11月25日(木)・26日(金)に東京・浜松町で開催される「BAMBOO EXPO16」に出展される予定だ。