猫とコミュニケーションをとるために
飛驒産業らが猫家具「medel」を設計

コンテンポラリープランニングセンターは、小林恭と小林マナのデザインユニットである設計事務所imaと家具メーカーの飛驒産業が手がける新しい猫家具「medel(メデル)」の受注販売を2021年11月15日(月)よりオンラインストア「medel store」にて開始した。

「medel」は猫を愛でるためにつくられた猫家具。一番のこだわりは高さ90cmにある天板。人が立って猫とコミュニケーションをとる(=愛でる)のに最適な高さだそうで、猫にとっても家族が見渡せる絶好の高さとなり、人と猫のどちらにとっても居心地の良い特別な場所になる。

さらに、愛猫家でもあるデザイナーの視点から生み出された、幾何学的で洗練されたフォルムを採用。インテリアの一部として強い存在感があるものとなっており、その上で自由自在に佇む猫の姿はアート作品にも見える。

設計事務所imaは、東日本大震災をきっかけに保護動物のボランティア活動へ積極的に参加。人も動物も長生きする時代にいつまでもコミュニケーションをとる秘訣を模索するなど、動物を愛する気持ちがあるからこそ生み出せる、動物への優しい想いがデザインにも詰まっているという。

また、飛騨高山で100年の歴史をもつ飛驒産業の職人が一点一点心を込めて作っており、強度や品質だけでなく、素材を吟味し、使い勝手や心地良さを大事にしているそうだ。

なお、medel storeは、商品の収益の一部を捨てられた動物を保護し、新しい里親を見つける活動を行う動物愛護団体に寄付し、動物の保護活動のために役立てるとしている。End