インターネット上の世界「メタバース」の体験を向上する
「メタバース研究所」が設立

メタバースプラットフォームを展開するクラスターは、2021年11月1日(月)に開催した「Clusterカンファレンス – メタバースを再定義する -」にて、「メタバース研究所」の設立と、Oculus Quest 2対応などの複数の新機能およびアップデートを発表した。

インターネット上に構築される新たな世界「メタバース」の体験を向上させる機能として、今回新たに、ユーザーがオリジナルアバターを作成できる「AvatarMaker」機能を搭載。

誰でも手軽にバーチャルルームを作れるサービス「cluster」内のユーザーは誰でも、ベースとなるアバターに対して服や髪、顔などさまざまなパーツの設定、調整を行うことができる。

▲新たに「Cluster Creator Kit」でバイクや車、椅子などの乗り物をつくれるようになった。

さらに、オールインワン型VRヘッドセットのOculus Quest2への対応など、6つの機能を新たに実装およびアップデートした。

▲clusterアプリ内でワールドを作れるようになる「ワールドクラフト機能」を開発中(12月下旬リリース予定)。

▲cluster内での常設のメタバース空間(通称ワールド)の作成では、よりユーザー間のコミュニケーション体験を向上するため、3つのサーバーから選べるようになった。

また、メタバース研究所の設立は、東京⼤学稲⾒研究室および京都⼤学神⾕研究室の協⼒のもと実現。日本社会におけるメタバースのあり方を再定義し、真の価値創造をはかるため、産学連携でメタバースに取り組んでいくとしている。End

▲clusterではVRM形式でユーザー独自の3Dアバターをアップデートすることができるが、そのアバターデータの制限を開放(11月末リリース予定)。