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2021.11.04 14:21
長崎県佐世保市で、観光の様式やリゾートの再定義を掲げるプロジェクト「RE SORT(リゾート)」がグランドオープンした。
同市の街づくりチーム 一般社団法人REPORT SASEBOが企画運営するもので、現在も住民が暮らす古いマンションの3室をリノベーションして客室とし、ルーフトップにはサウナを設置したマイクロホテルを展開する。
各客室には、佐世保出身の写真家・松尾修の「SASEBO PROJECT」からキュレーションされた、同市の街並みを捉えた作品を展示。ピローやマットレス、スマートブラインドやスマート照明なども装備し、睡眠環境にこだわったデザインとなっている。
また、室内は抑制と開放が融合した空間構成。室名には、佐世保の街のコンテキストを読み込み、海、山、造船所から抽出したキーカラーであるBlue、Green、Grayをそのまま冠している。
そのほか、車やヨットを客室に見立てた「移動するホテル」のサービスや、公民館などを利用して街で営みを続ける人々と交流ができる「街ごとホテル」のラウンジなどの整備も進めるそうで、VanMoofのe-バイクのレンタルも始めるそうだ。
なお、プロジェクトのプロデュースは、L&Gグローバルビジネスのブランドコンサルティングファーム「SUISEI」が担当。サウナのコーディネートはエストニアのサウナを展開するtotonoüが手がけている。