NEWS | 工芸
2021.11.02 11:30
一般社団法人 日本工芸産地協会は、史上初となる全国50を超える工芸産地が集う体験型イベント「日本工芸産地博覧会 大阪2021」を、2021年11月26日(金)から11月28日(日)まで、大阪府吹田市の万博記念公園で開催する。
イベントのコンセプトは「日本の工芸が、今を生きる姿を見よ。ここでの体験が全て、未来の産地をつくる」で、ふだんは産地に行かないと見られない・体験できないものづくりの現場を間近で見ることができる。
約10,000平方メートルの屋外スペースには、産地のまるごと体験を提供するために、全国53の工芸産地が集結。竹工でできた入場ゲートをくぐると、「伊達干しやぐら」や「たたら吹き」のインスタレーションが出迎てくれるという。さらに、ガラス、金属、石工、陶磁器、木工、漆、紙、繊維、皮革など多様な工芸産地が集結する。
工芸体験としては、職人に学ぶワークショップや実演・物販、産地に根づいたフードマルシェなどを用意。職人の技を見て、話を聞き、工芸の面白さに触れることで、訪れた人が実際の産地に足を運びたくなること目指しているそうだ。
また、工芸や文化について深く考えるきっかけを提供するカンファレンスも連日開催。テーマは「Lives&Crafts」で、パノラマティクス(旧ライゾマティクス・アーキテクチャー)を主宰する齋藤精一、ファッションブランド「matohu」で「手のひらの旅」を展開する堀畑裕之・関口真希子、宗教史学者の中沢新一ら多数のゲストが登壇し、工芸、産地、いのち、いとなみについて講演・パネルディスカッションを展開する。
日本工芸産地博覧会 大阪2021
- 日程
- 2021年11月26日(金)~11月28日(日) 10:00~17:00
入場無料(ただし、万博記念公園への入園料は必要) - 会場
- 大阪 万博記念公園
- 詳細
- https://kougei-sunchi.or.jp/expo/