パーソナルモビリティを手がけるWHILLは、軽量で折りたたみができる新型の近距離モビリティ「WHILL Model F（ウィル モデル エフ）」の販売を2021年11月1日（月）より開始する。

日常だけでなく非日常などのさまざまなシーンでも、より多くの人に気軽に使ってほしいとの思いから開発された同モデル。高齢化が進むなか、自分らしく生きたいと考えるシニア世代に向けたモビリティである。

同社では、2020年9月に分解が可能な「WHILL Model C2」を発表。一方、今回のWHILL Model Fは折りたたみができる。フットペダルを支えてシートフレームパイプを上方向に引き上げた状態で、ロック解除ボタンを押すだけで完了するという。

コンパクトになるので、スペースに制約のあるマンションなどでも収納しやすい。さらに、列車などの長距離移動でも、車内への持ち込みも簡単だそうだ。重さはバッテリー込みで約27kg、航続距離は20kmで最高速度は6km/hとなっている。

また、自宅やホテルなどの旅先でも受け取りが可能なWHILL Model Fのレンタルサービス「WHILL日額レンタル」の提供も開始。3日間～30日間のうち8つのレンタル日数から希望にあった期間を選ぶことができるほか、簡単な手続きで指定の場所に届けてくれるそうだ。