NEWS | 建築
2021.10.12 16:15
ヨーロッパ屈指の高級リゾート地であるイタリア・サルデーニャ島は、これまで島全体の特徴が日本に紹介される機会はあまりなかったという。
そこで、工学院大学の鈴木敏彦教授(建築デザイン学科)は、イタリア文化省や同国政府観光局などと企画した入館料無料のオンラインミュージアム、「地中海の中心に浮かぶ島 サルデーニャの建築と文化展」を2021年10月11日(月)から開催している。
同氏がミュージアム館長として携わる同展では、現地の建築家と博物館の協力を得た1ヵ月にわたる徹底した現地取材を通して、サルデーニャ島の文化や建築、芸術に焦点を当てた本格的な映像展示を実施する。
現地取材の内容は、2020年に刊行された書籍「NICHE(ニッチ) 07 地中海の中心に浮かぶ島、サルデーニャへ!」(工学院大学建築学部同窓会NICHE出版会編)に収録されており、展覧会は同書籍のコンテンツを拡充したものとなる。
展示としては、プロモーションムービーをはじめ、サルデーニャの歴史や伝統工芸、文化、芸術といったさまざまなテーマを用意している。
また、10月19日(火)にはオンラインのウェビナーにて基調講演を開催。建築家で同大学建築学部特任教授の藤森照信が登壇し、世界遺産ヌラーゲ遺跡やその墓地に見る巨石文明について講演する。また、サルデーニャの登壇者は現地からの中継で講演する予定だ。
「地中海の中心に浮かぶ島 サルデーニャの建築と文化展」
- 会期
- 2021年10月11日(月)~
- 会場
- オンライン
- 詳細
- https://www.museo-giappone-sardegna.com/
- 日時
- 2021年10月19日(火) 18:30~21:00
- 視聴方法
- Zoomによるウェビナー・下記サイトの申込フォーム(無料)より登録
- 詳細
- https://zoom.us/webinar/register/WN_qxpzifK_RUCCJjwPzpUkWg