NEWS | アート / カルチャー
2021.10.06 14:30
世界中の文化遺産をオンラインで紹介するサービスとして、2011年にスタートした「Google Arts&Culture」。
恐竜やアイコニックなファッションアイテムを360度で眺めたり、俳優やミュージシャンによるアートガイドを楽しんだり、アームストロング船長の宇宙服をARで自宅に登場させたりできるなど、ユニークな学習体験を提供してきた。
こうした体験をさらに豊かにしようと、同サービスは2021年9月30日(木)に教員向けガイドを新たにリリースした。これは、教員がGoogle Arts&Cultureで学習しながら、このプラットフォームを授業でこれまで以上に簡単に使って、生徒を惹きつける方法を手に入れるためのツールである。
たとえば、「バーチャルフィールドトリップ」では、月面に行ったり、グレートバリアリーフに潜ったり、細胞のなかに入り込んだり、美術館を訪れたり、未発見の科学理論に取り組んだりと、教室にいながらにして世界中を探索することができる。
さらに、「レッスンプラン」として、エジプトの歴史やプライド運動、コンピューターの歴史など、ダウンロード可能な10のコンテンツを新たに提供。プランはすべて教育の専門家が作成しているという。
また、学生をワクワクさせたい教師には、「Google Arts & Culture Experiments」がおすすめ。AIでベートーベンやバッハのように作曲させたり、食物によるカーボンフットプリントを考えさせたり、塗り絵やパズルなどを通じて気軽にアートに取り組でもらったりと、生徒自身で体験できるさまざまなコンテンツを用意している。