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2021.10.01 13:41
中川政七商店とデザイン・イノベーション・ファーム Takramは、ビジョナリーブランディングチーム「PARADE(パレード)」を設立した。
中川政七商店 代表取締役会長の中川政七と Takram ビジネスデザイナーの佐々木康裕が中心メンバーとなり、2021年10月1日(金)よりビジョナリーブランディングに特化したコンサルティングサービスの提供を開始している。
このサービスは、中川と佐々木に共通する「ブランディングの根幹となるのは企業が目指すビジョンである」という考えをもとに、ブランドのビジョンをつくり、コミュニケーション戦略をサポートするものである。
ビジョナリーブランディングのサービスは大きく2つのステップに分かれている。「ブランドビジョンづくり」では、ブランドの歴史や会社における位置づけなどを振り返りつつ、プロダクトやデザイン、ポジショニング戦略などのすべてを包含した、ブランドづくりの指針となるブランドビジョンを策定するという。
一方、「ブランドコミュニケーション戦略」では、ブランドパーソナリティの設定や、リアル・デジタルの多様なタッチポイントの整理、タッチポイントごとの特徴を踏まえたコンテンツ検討を通じ、ブランドビジョンへ共感を生むためのコミュニケーション戦略を策定するそうだ。
パイロット事例として、中川政七商店の既存ハンカチブランド「motta(モッタ)」をPARADEがリブランディングし、2021年11月3日(水・祝)にローンチする。今回はアイテムが持つ価値の再検討からブランドビジョンを言語化。さらに、ブランドを体現するロゴのリニューアルや、それに伴うパッケージの変更、コンセプチュアルな新商品の開発などを手がけた。
また、オンラインイベント「未来のブランドの在り方 ーこれからの、ブランドとビジョンの関係ー」を10月21日(木)19時から開催。中川と佐々木がトークセッション形式で、これからのブランドとビジョンの関係がどうあるべきかについて語る予定だ。
オンラインセミナー「未来のブランドの在り方 ーこれからの、ブランドとビジョンの関係ー」
- 会期
- 2021年10月21日(木)19:00~20:30 参加無料
申込締切日:10月20日(水)13:00まで - 会場
- オンライン
- 詳細
- https://parade-brandvision-talk.peatix.com