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2021.09.30 14:00
Appleは2021年9月27日(月)、マップアプリ内でロンドンやロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ(ベイエリア)といった都市の3Dマップを導入したことを発表した。
iOS 15で提供されるサービスで、都市の詳細なマップが得られるほか、高度なナビゲーションによる運転経路の提案、ARによる没入型の歩行ルートなども楽しめるという。
たとえば、近隣地域や商業施設、マリーナ、建物をはじめ、街の高低差や通り名などを詳しく見ることができ、サンフランシスコのコイトタワーやロサンゼルスのドジャースタジアム、ニューヨークの自由の女神、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールといったランドマークもオリジナルデザインで表示されるそうだ。
また、ナビシステムでは、ドライバーがより簡単かつ安全に運転できるように、混雑した道路状況に合わせて車線変更や中央分離帯、バス・タクシー専用レーン、横断歩道をわかりやすく表示。複雑なインターチェンジも3Dで見られるので、出口に向かう車線も選びやすくなる。
そのほか、都市のガイド機能も充実。マップ上の「Explore Guides」をタップすれば、タイムアウトやワシントンポスト、コンプレックス、インファチュエーションといったメディアや国立公園財団などが提供する観光ガイドも受けられる。
今年後半には、フィラデルフィア、サンディエゴ、ワシントンDCが追加。カナダのモントリオール、トロント、バンクーバーも2022年には提供開始となる予定だ。