NEWS | プロダクト
2021.09.28 14:00
イッタラは、2020年発表したリサイクルガラスコレクションに新たに7アイテムを追加した。
同ブランドは、2019年春に廃棄ガラスのみで作られたタンブラーを製造する工場をスタート。その後は、さまざまな年代に生み出されたイッタラのデザインを廃棄ガラスのみで製造し、2020年には100%リサイクルガラスコレクションとして発表してきた。
そのアイテムは、新しい原料で作られたアイテムと同等の耐久性、透明性、高品質をもち、リサイクルガラスの性質上、ガラスの内側に見える小さな気泡や視覚的変化が作品にユニークな印象を与えている。カラーは、生産に使用される廃棄ガラスの色によって、クールなブルーから落ち着いたグリーン、素朴な色合いまでさまざまなバリエーションがある。
今回の2021年9月下旬に発売された同コレクションでは、1968年にオイバ・トイッカがデザインしたフルッタからタンブラー、2019年と2020年にジャスパー・モリソンがデザインしたラーミからボウルとカラフェ、1972年にオイバ・トイッカがデザインしたバード バイ トイッカからバード シエッポが登場。
さらには、1936年にアルヴァ・アアルトがデザインしたアルヴァ・アアルト コレクション ベースから120mm、1964年にオイバ・トイッカがデザインしたカステヘルミシリーズからはユニバーサルグラスとボウルの2アイテムも展開する。
これらの新アイテムに加え、12月発売予定のラーミタンブラーを含んだ、これまでに100%リサイクルガラスコレクションとして制作された5つのアイテムも販売される。
また、同ブランドは、2030年までに全事業から出る廃棄物をリサイクルまたは再利用することを目指しており、一切の廃棄物を埋立地に送らないことを目標に掲げている。