NEWS | プロダクト
2021.09.22 18:56
外出の自粛により、多くの人がテレワークや遠隔授業、自宅でのフィットネスを余儀なくされている。こうした生活においても自宅でリラクゼーションができるようにと、イタリアのファニチャーブランド Hi-Interiorsは、新しいライフスタイルのニーズに対応するベッドシステム「HiAm」を開発した。
Hi-Interiorsが手がけるのは、最先端のテクノロジーを備えた「スマートベッド」。ウェルネス、エンターテインメント、健康の3つの機能を兼ね備えているのが特徴である。
ウェルネスでは、アロマやスマート照明、リラックスする音楽などを組み合わせたベッド体験を提供。エンターテイメントとしては、ベッドのなかでプライベートシネマを楽しむことができる。
また、専用のアプリを通じて毎日の睡眠を追跡するなど、健康や環境に関するさまざまな情報を提案してくれる。
コンセプトは、休息や自由な時間を意味する古代ローマの言葉「otium(オティウム)」。自分自身のための時間を大切にすることを表しており、「HiAm」でも古代ローマの人々のように、何よりもまず「私」らしさや自分自身の開拓を目指す人のために作られた。
デザインについては、軽さと多機能をベースに、木材やアルミニウムなど、環境に優しく、軽量かつ耐久性のある原材料を選ぶだけでなく、テクノロジーをフレームに組み込むことで、落ち着いてすっきりとした、エレガントなものとなった。
さらに、搭載されたアンビエントライトや読書灯、ハイエンドのオーディオシステム、70インチスクリーン、4Kプロジェクター、マッサージ機能、アロマディフューザーは、アプリを介して操作することができる。
デザインを手がけたプロダクトデザイナーのFabio Vinellaは、「イタリアは卓越した『アート』と『美』をもつ国です。HiAmではこうした価値を、デザインとテクノロジーを組み合わせた、私たちが自分自身と向き合うような最先端のプロダクトに落とし込んでいます」とコメントしている。