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2021.09.16 16:00
東京都墨田区は、区のさらなる産業振興・地域活性を目的として2009年に提言し、12年間にわたって続けてきた「すみだ地域ブランド戦略」をリニューアルしたことを発表した。
「すみだ地域ブランド戦略」は、東京スカイツリーの誘致決定を機に、「ものづくりのまち」としての産業ブランド力を国内外にPRする目的で2009年にスタート。
これまで、主要事業のひとつとして、区内で生まれた価値の高い商品・飲食店メニューを発掘するプロジェクト「すみだモダン ブランド認証」や、区内事業者と著名デザイナーによる「ものづくりコラボレーション」事業などを展開してきた。
今回のリニューアルによる新たな定義では、「ものづくりを通して、未来のスタンダードを創造し、人々の幸せを育む活動」とした。
さらに、①未来への約束を果たす(持続可能性)、②知恵を集めて新しい価値を創る(共創性)、③粋な視点と遊び心を大切にする(独自性)、④様々な人の幸せなつながりを育む(多様性)の4つの新理念を定め、この理念に合致する事業者の活動を「すみだモダン」と呼称することになる。
これに合わせて、新ロゴマークとステートメントも制作。グラフィックデザイナーの廣村正彰が手がけたロゴマークは、隅田川の流れと墨田区の「S」を表しており、緩やかな曲線と勢いのある先端は「ものづくりの原点と新しい未来への挑戦」を意味している。また、独特なロゴマークの色は、「すみだモダンブルー」と命名された。
そのほか、東京・錦糸町PARCO6階において、ポップアップストアを2021年9月26日(日)まで開催。これまでの「すみだモダン ブランド認証商品」からセレクトした商品などを展示・販売し、第1期すみだモダンブルーパートナーとの活動紹介や、ブランドブック「SUMIDA MODERN」のコンセプト展示なども行われる。