没入感のあるサウンド体験を提供
BOSEのサウンドバー「Smart Soundbar 900」

BOSEは、新モデルのサウンドバー「Smart Soundbar 900」を発表した。「Smart Soundbar 700」の後継となるモデルで、ドルビーアトモスを採用した、音楽や映画などで没入感のある優れたサウンドを実現するスピーカーである。

従来のドルビーアトモス対応のサウンドバーは頭上からのサウンドを作り出すことができるが、「Smart Soundbar 900」はBose独自の空間テクノロジーを使うことで、これまでにないサウンド体験を提供するという。

たとえば、「PhaseGuideテクノロジー」搭載により、スピーカーがない場所にも左右で異なるサウンドを出力することができる。ヘリコプターが頭上を飛んでいるあいだに俳優が横を走り抜けたり、ミュージシャンが中央左で演奏するときに部屋の中央左で聞こえたりと、それぞれの音を部屋の違ったところから聞くことが可能となる。

さらに、「QuietPort™テクノロジー」により、深みのある低音を再現。ボリュームを変えても歪みはほとんどないそうで、「ADAPTiQ®テクノロジー」により、家具やシステムの配置に応じて、サウンドを最適な状態に自動修正してくれる。

また、ドルビーアトモス対応のコンテンツでなくても、「TrueSpaceテクノロジー」により同等のサウンド体験ができるそうで、高さのある音が楽しめる。

サイズは、高さが約5.8cm、奥行き約10cm、幅は約104cm。横長で丸みのあるデザインで、メタルグリルを周囲に施している。すっきりとしたラインとつややかな上面の耐衝撃強化ガラスが特徴的で、50インチを超える大型テレビの下にきれいにフィットしてくれる。

なお、同社は2021年9月23日(木)より899.95ドル(約99,000円)で発売するとしている。日本での発売は未定のようだ。End